連帯において被害を平均化しようとする衝動。
組みあっている間に、船乗りは綱渡りからバランス棒をひったくり、
一方、重い真鍮の望遠鏡は綱渡りの両手にあった。
平たくいうならば馬鹿な話と馬鹿にした話とを、
一人にして兼ね行ったというのである。
また、水という液体は火中から取り出した鉄を固くさせるが、
熱で固くなった皮や肉を柔くする。
なぜならば、事物はまだ独自の秩序を形づくっておらず、
意図や目的に侵入されたままになっているからである。
Contacting disorder
(Capers and Quirks)